佐原さんに直接お逢いするのは3年前のイベント以来2度目ですが、今回はお酒を酌み交わしながらの懇親会でしたので非常に幸せな時間を過ごすことが出来ました♪

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グレンチェックスーツの上下に黒のとっくりのセーターといった非常にシンプルな井出達ですがとてもお似合いでカッコよかったです!万城目淳はいまだ健在でした♪


さて今回上映の『マタンゴ』は佐原さんにとって初めてのいわゆる『悪役』で、かなり役作りを考えて撮影に入られたそうです。

一番気合?が入っているのは、わざわざ“前歯を抜いて”役に挑まれたことだと思います。歯を抜いたのはご自分のアイディアだそうですが、今なら抜かないで歯をカットするだけで出来ただろうけど、あの時はほんの思いつきでやってしまったそうです(笑)。

始終サングラスを掛けているのですが、左右の色の濃さも変え、画面ではなかなか確認できませんが眼の焦点も微妙にずらして演技したんだそうです。

そんな佐原さんのご苦労があってか非常にいやらしい感じが出ていて見事に悪役を演じきっていらっしゃると思いました。



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佐原さんと言えばやはり“万城目淳”ですが、私にはウルトラセブンの“タケナカ参謀”の方が印象的です♪

参謀を演じるにあたっても万城目淳が出ないように一切イメージを消し去って役作りに入られたそうです。参謀と云う役職の威厳を出しながらも優しさが滲み出るように心掛けたんだとか。

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またヤマオカ長官役で藤田進さんが出てらっしゃいますが、佐原さんにとってはもう大先輩なのだそうですが、撮影中『いずれキミも長官役をやるようになるんだから』なんて仰られて藤田さんが喋る台詞を、幾度と無く頂いたそうです♪

本当はお逢いする前に、昨年ロケ地巡りで行った箱根のこととかいろいろお聞きしようと思ってたんですが、なんかポーっとして全部聞くの忘れました!!(笑)


もちろんウルトラQのお話もいろいろ伺えましたが、昨年末の六本木でのトークショーの時に熱く語ってらっしゃった“握り飯に沢庵2切”の話や、『悪魔っ子』撮影秘話~そう悪魔っ子のSLのシーン、あれは八高線で撮影したと仰っていました。『マンモスフラワー』のクランクインの時の“由利ちゃん遅刻事件”(爆)などなどあちこちで読んだり聞いたりしたことのある話ですが、直接ご本人の口からいろんなお話が聞けました!


それからある俳優さんの話題から話が派生して『人様に喋ることじゃないし今までこんな話した事ないけど・・・』と仰られたのでココでは書きませんが、『俳優・佐原健二』の心意気が伝わって来るとても素敵なお話を伺うことが出来ました!!

ますます佐原さんが好きになったことは言うまでもありません(^_-)-☆

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これは佐原さんのご著書に書かれていたことですが、万城目淳の役を平田昭彦さんが演りたがっていたんだそうですね?!平田さんと言えば『ゴジラ』での芹沢博士役のイメージからか、その後も特撮作品では博士や科学者などの役がハマリ役でしたが平田さんが演じたらどんな感じだったでしょうか・・・。

ウルトラセブンでは第1話きりですが、参謀として佐原さんと共演されていますよネ♪

平田さんは佐原さんの一期先輩で、本多組の仲間として“昭ちゃん、健ちゃん”と呼び合う肩肘張らない間柄だったそうですが、残念ながら1984年に56歳の若さでお亡くなりになってらっしゃいます。

平田さんにも一度お逢いしたかったです・・・・・合掌。


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ここのところ偶然にも東宝の特撮系作品を撮られた監督さんや出演されてた俳優さんに続けてお逢いしましたが、佐原さん主演の『空の大怪獣 ラドン』は今から52年前の1956年公開、ウルトラQにしても1964年から撮影されているので44年も前の作品!?となる。

いつも思うことなのですが、半世紀も前に作られた作品のスタッフや役者さんにお逢いして当時のお話が聞けるなんて本当に幸せなことだと思います♪

佐原さんは現在75歳!!
まだまだ元気で俳優として活躍していただきたいと思います♪

『ミステリー9』(※)とご本人が仰られていましたが、単発ドラマに出演されるんだそうですが、その役どころこそがこれからの『俳優・佐原健二』の道標だと熱く語ってらっしゃいました!いったいどんな役どころなのか非常に楽しみです♪

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『佐原さん、本当に素敵な話を色々有難う御座いましたm(__)mいつまでも万城目淳のようにエネルギッシュでカッコよくいてください♪是非またお目にかかれる日を楽しみにしております!』

おわり。。。


(※)4月16日(水) テレビ東京にてPM9時より放映されるそうです!! 
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by heroes-cafe | 2008-02-14 10:11 | HERO☆JUNREI | Comments(8)

いつもお邪魔しているミニシアターで東宝特撮映画『マタンゴ』の上映と梶田興治監督と佐原健二さんをお招きしてトーク&懇親会が行われると云うので、夕刻からまたまた大雪となった9日に行って来ました!

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『マタンゴ』に関しては最近東宝特撮を見始めた私などが説明するのもおこがましいので割愛しますが、特撮物と云うよりは人間ドラマがよく描かれていて、非常に面白かったです!!
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また佐原さんにお逢いするので、『ラドン』『地球防衛軍』とほんの少しだけ(;^_^Aですが“予習”して行ったのですが、前回中丸忠雄さんのイベントに行く前に見た『電送人間』に今回の『マタンゴ』といい1950年代、60年代の作品は本当によく出来ていて時代を感じさせない内容と仕上がりに毎回驚いています!?

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まずは梶田興治監督について♪

梶田監督は本多猪四郎監督の“懐刀”で、本多監督は『(スケジュールが)空いてる限り梶ちゃんを俺に付けてくれ!』と会社に頼んでいたそうで、本多監督の信頼は絶大だったようです。ですから本多監督の多くの作品でチーフ助監督を勤めらていらっしゃいます。


監督はかなりご高齢だと思うのですが、非常にお元気できちんと当時の資料をご持参されてトークに臨まれていました。お話も快活明瞭で当時の色々なことをお話してくださいました。


トークの時に監督が披露してくださったエピソードを♪

ラストシーンで精神病棟に隔離された主人公・村井こと久保明さんが振り向いた瞬間、顔にキノコが付いているという衝撃的なシーンで終わるのですが、実は当初はキノコも何もない綺麗な顔で終わる方がもっと不気味なんじゃないだろうかと云うことで撮影したんだそうですが、プロデューサーの田中友幸氏の意向であのような顔のラストになったんだそうです!?あの方が観客に判り易いだろうという事だったそうです。

梶田監督曰く、『フィルムは残ってるはずだ』と云うことなので新たにソフト化される折には是非特典映像などで見てみたいものです。

それとキャスティングについて、実在のモデルが居たんだそうで土屋嘉男さん演ずるヨットオーナーは西武の元オーナーだった堤義明氏、太刀川寛さん演ずる推理小説家は大藪春彦氏、小泉博さん演ずるヨットの艇長は、ヨット航海で数々の記録を持つ堀江謙一氏がそれぞれのモデルなんだそうです。

そうそうクレジットに死神博士(笑)こと天本英世さんのお名前があったので、最近見た東宝作品には案外欠かせない“悪役”として登場されていたのでどこに出てくるんだろうと思ってみていたのですが、結局最後まで分りませんでした。するとなんと“キノコ人間”と化したゾンビ役で出てたんだそうです!?特殊メイク風になっていたので分からないはずでした(笑)。


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さて梶田監督と言えばウルトラQの制作第1作目の『マンモスフラワー』のメガホンを取られた方なのですが、当然のことながら生まれたばかりの『円谷特技プロ』をつぶさに見てこられた訳で、監督からお聞きした“円谷黎明期”のお話は非常に興味深いお話ばかりでした。砧社屋がつい先日なくなってしまったばかりなのに、誕生して間もない頃の円谷プロの話を伺えたなんて何か因縁めいたものを感じずにはいられませんでした・・・(笑)。

ウルQのクランクインは皇居前のお堀端でのシーンなのは有名ですが『「漸くココまで来れたか・・・」と思った。』としみじみと語って下さったことが非常に印象的でした。それほど撮影にこぎつけるまでが大変だったんだそうです。


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またこのことは佐原さんの著書『素晴らしき特撮人生』というご本の中にも書かれていますが、万城目淳役に『是非とも佐原健二を!』と強力に推したのは梶田監督なのでした。

佐原さん以外の“二人”のキャスティングも梶田監督の意向が反映されたんだとか。

『マンモスフラワー』『変身』『悪魔っ子』『206便消滅す』『甘い蜜の恐怖』の5本を撮っていらっしゃいますが、撮影監督だけでなく実務的なことにも深く関わられていたそうです。



トークショーの最後に、どなたかが『(梶田監督が関わられた作品をある意味)自分の作品だとは思わないか?』みたいな質問をされたのですが、監督は『いえ、ありません。あれは本多監督の作品です♪』ときっぱりと仰られたのですが、その言葉の中に本田監督に対する梶田監督の尊敬の念と云うか“師匠”として今でも慕ってらっしゃる様子が感じられた気がしました・・・。



もっともっと色々なお話が伺えそうなので、是非またお逢いしたいです♪
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『梶田監督、素敵なお話を有難う御座いましたm(__)m。いつまでもお元気でいてください!!』

つづく。。。
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by heroes-cafe | 2008-02-12 14:27 | HERO☆JUNREI | Comments(2)

最近ご紹介したウルトラ発祥の地『東宝ビルト』がついにその歴史の幕を閉じた・・・。

ウルトラQにはじまるウルトラシリーズだが、作られたのが40年以上も前なのだから、それを撮ったスタジオが取り壊しになるのは無理もないのかもしれない。

スタジオに限らず作品に登場するロケ地もどんどんと消えて行っている。


それと同じように番組の制作に携われた方々もずいぶん多くの方々がこの世を去られた。

出演者や製作側の方々を訪ね歩く“ヒーロー巡礼の旅”にしても、ロケ地を訪ね歩く“聖地巡礼の旅”にしても残念ながら残された時間は少ないと思う。


だから多少無理をしてでも、都合のつく限り色々なところへ出かけていっているのだが、ココ最近も素敵な方々にお逢いすることが出来た!!



まずは松林宗恵監督

特撮系作品の監督さんではないのですが、円谷英二監督と仕事をしたことのある、在りし日の円谷英二監督を知る数少ない方のうちのお一人です。御年なんと89歳!!

僧籍をお持ちなんだそうで、周りの方々からは親しみを込めて『和尚』と呼ばれてらっしゃいます♪

とてもお元気でいろいろなお話を伺うことが出来ました!

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上映会を兼ねたトークショーだったのですが、この時見た松林監督がメガホンを取られた『世界大戦争』はその昔の米・ソ冷戦時代や朝鮮半島の38度線の緊張、キューバ危機など世界が非常に不安定な時期に作られた作品で、内容は簡単に言うと第三次世界大戦が勃発してしまい世界中の国々が、つまりはこの地球が破滅してしまうという非常にシリアスなものなのですが、非常に考えさせられる映画でした。当時も東宝が会社を上げて『戦争なんか絶対しちゃいかん!!』といった確固たるポリシーを持って世に送り出した作品だったそうです。

特撮を担当されたのはもちろん円谷英二監督でそれは素晴らしいものでした!!
松林監督は当時円谷英二監督の事を『じいちゃん』と呼んでおられたそうで(笑)、こんな話をして下さいました。

松林監督は夕方6時、つまり定時できちんと仕事を終える習慣だったそうなのですが、円谷監督は夕方から仕事を始めて、夜中の2時、3時頃が一番頭が冴えてきて仕事がノッテくる方だったそうで、しかもタバコの本数が半端でなかったそうで、円谷監督の健康を案じた松林監督は幾度となくそんな仕事のスタイルを止めるよう注意したんだそうです。

あんな仕事の仕方をしていなければあと10年は長生きしてくれただろうにと、残念そうに話して下さいました。

ちなみにウルトラセブン最終回に出てくる、モスクワやロンドン、パリの街が吹き飛ぶシーンはこの映画『世界大戦争』のライヴフィルムを流用したものです!


お次は、中野昭慶監督

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ゴジラシリーズをはじめ沢山の特撮映画に関わられた方で、8年間円谷監督と一緒に仕事をされたんだそうです。ちなみに松林監督とは『連合艦隊』と云う作品で素晴らしい仕事をされています。

以前にココでご紹介しましたが、今回は直にお逢いして、中野監督が携わった作品のお話しや円谷監督のことを色々お伺いすることが出来ました♪
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松林監督とご一緒のトークショーだったのですが、先程の円谷監督のタバコの件について面白いお話をして下さったのですが、フィルムの編集中もくわえタバコで作業をなさってたそうなんですが、床に落ちそうになった灰をタイミングを見計らって落ちる前に“サッ”と灰皿を差し出して落ちてくる灰をキャッチするのも仕事の一つだったそうです(笑)。

また撮り終えたフィルムの編集中、下向きに両手でフィルムを持ってチェックなどをするのだそうですが、その最中ももちろんくわえタバコ♪

私はタバコを吸わないから判らないのですが、顔を下に向けてタバコをくわえていると、その煙が自分の眼に直接当たり吸ってる本人でさえも大変なことになるんだそうですが、円谷監督は平然として作業をされていたんだそうです。あれだけは不思議でならなかったと中野監督は仰っていました。

それと中野監督は円谷監督の下で仕事をされていたわけですが、当然中野監督も夜中の2時、3時まで一緒に仕事をしていた訳で、本当にたまらなかったとこぼしてらっしゃいましたが(笑)、そのかわり残業手当がうんと付いたので、給料袋が立った!!と懐かしく話してくれました。
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それから次は俳優の中丸忠雄さん

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東宝の戦争映画や特撮映画、あるいは古くはテレビの『キーハンター』や『Gメン75』、そして『水戸黄門』など、たぶんどなたでも一度はスクリーンやTVでご覧になっている俳優さんだと思います。

いつも親しくさせていただき、そして大変お世話になっているひし美ゆり子さんとは『37階の男』と云うTV番組で共演もされています。


さすが映画出身の俳優さんでいらっしゃるだけあって、お年を召されていても、威厳と風格のあるカッコよくて素敵な方でした。

嫌いな方とは相手がどんな“巨匠”であろうとも絶対に仕事をしなかったと仰っていました。
その“巨匠”のお話はとても面白かったです!

映画を一本是非とも撮りたいとお話していたのがとても印象的でした。
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最後は嘉手納清美さん♪

ウルトラセブン第46話『ダン対セブンの決闘』にサロメ星人役として出演されている妖艶な笑みが印象に残っている女優さんです!

中丸さんのイベントが新宿・歌舞伎町でだったので、一緒に行った仲間と途中から別件で合流した仲間の3人で近くに嘉手納さんがやってらっしゃるお店があるから行ってみようということとなり訪ねてきました。

嘉手納さんはお名前から判るとおり沖縄の方で、もともとご両親が歌舞伎町で沖縄料理のお店をされていて、それをそのまま継いで現在もママとしてやってらっしゃいます。

行ったはいいものの、ウルトラセブンの話なんか振ったらご迷惑かなぁ~と思い、なかなか切り出せなかったのですが(苦笑)、思い切って尋ねたら快く色々な女優時代の話をして下さいました。

数年前にCSのウルトラ情報局に出演されたそうなのですが、ご自分が出演した作品の内容については全然覚えてらっしゃらなかったそうで、今でも親交のある満田監督に連絡をしてVTRを送ってもらったんだとお話してくださいました。

撮影当時のことをお聞きしたら、上司サロメ星人役の高橋さん、そして森次さん、ゆり子さんの4人で一緒だったと。森次さんとは別シーンでもからみがあったのでよく覚えてるとも。

それとこれはもう時効だからと前置きされてお話してくださったのですが、水中翼船から降り赤いスポーツカーに乗って走り去っていくというシーンがあるのですが、なんと当時、嘉手納さんは免許をお持ちでなかったんそうで、スタッフに『大丈夫、大丈夫!?』って云われ仕方なく運転したんだそうです!?

また水着のシーンは一応子供番組だったので、黒のワンピースにしたんだそうです。
もっと刺激的なビキニでもよかったのにネ(^_-)-☆


セブン以外にも『ザ・ガードマン』や『キーハンター』にも何本か出たとも仰ってました。


とても気さくな方で、しかもお住まいが私と比較的近くだったこともあってとても楽しくお話をさせて頂きました♪

もちろん料理が美味しかったことは言うまでもありません!
是非またお邪魔しようと思っています(^○^)




今年もあと11ヶ月(笑)。
1月の終わりから一昨日までの出来事でした♪

ヒーロー巡礼の旅はまだまだ続く・・・
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by heroes-cafe | 2008-02-04 11:03 | HERO☆JUNREI | Comments(4)
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