2005年 08月 06日
万条目淳@佐原健二さん、戸川一平@西條康彦さん、江戸川由利子@桜井浩子さん
『DVDウルトラQ コレクターズBOX』発売記念トーク&サイン会に行ってきました。
イベントは“恒例”になりつつあるコントいや、ショートドラマから幕を開けました。
今回は『セミ人間』が現れたのですが、セミ人間に変身する前の例の“遊星人”と揉み合いになる場面があり佐原さんが相手を恫喝するようなシーンがあったんですが、さすが役者さん、声が通っていて迫力満点♪
佐原さんの生演技が見れただけでも来た甲斐がありました。
一通り芝居が終わりマスコミ向けに撮影会となったんですが、どこかのカメラマンが有名な万条目が一平、由利子を両手でかばうシーン(佐原さん著書表紙)をリクエストし、その上『相手をにらむような感じでお願いします!』って頼んだら3人一瞬にして顔が“キッ”と演技が入り一同感心する場面もありました。
撮影会の後は司会のお姉さんを挟んでのトークショーが始まり、色々な裏話が披露されました。
ひとつ印象に残ったのは、裏話ではないのですがお姉さんが最近のウルトラシリーズについて感想を求めた時、桜井さんが横から
『健ちゃんはネクサスに出てたのよ!』
って云った後、佐原さんご本人が口ごもりながら、
『本当はこんなこと言っちゃいけないのかもしれないけど怪獣が良くないよね!』
『なんかこう、愛嬌が無いって言うか・・・Qの時はどこか皆そういうものがあったもん♪』
『やっぱり円谷英二さんがそういう(愛嬌の無い)ものを作らせなかったんじゃないのかぁ・・・ 』
って仰ったんですよ。そしたら桜井さんが申し訳なさそうに、
『で、原点回帰って訳じゃないけど今度のヤツはピグモンも出ますし、隊員なんかと会話もしたりしますんで円谷を代表して○×△●▼※
という一幕がありました。
サイン会の前にHMV恒例の抽選会があり、今回もM1号特製のソフビの置物が10人に抽選でプレゼントされたのですが、なんと座っていた私の両隣が抽選されるというなんとも複雑な気分を味わいました(大泣)。
まず西條さんにサイン後握手を求めると
『おっ、今日は有難うナッ!!』
って “江戸っ子でキップのいいおじさん”って感じでありました。
佐原さんは非常に紳士然としていて本当にカッコイイ方でした!
ニコッと笑ってガッチリ握手してくれました! 今でも笑顔の素敵なハンサムボーイです!!
桜井さんは非常に口数の多い“おばちゃん(ごめんなさい!)”って感じなんですが、でも常に気配りの人で実に細やかな方でした。『マックス見てます!!』ってお声を掛けたら
『ありがと~っ♪もう老骨に鞭打って大変なんだけど・・・ほんとはもっと若い時呼んでくれれば良かったんだけどねぇ・・・でも宜しくね(^_-)-☆』
って今回は2度も握手をして頂きました。嬉しかった~♪
サインを頂いたお礼に本の宣伝ですが、佐原健二さんがこの度役者人生50年を記念して本を出版されました。
『素晴らしき“特撮”人生』というタイトルで小学館より税込み¥1,680で発売中です!!
『ゴジラ』『ラドン』『ウルトラQ』『ウルトラセブン』―
日本の特撮は、俳優・佐原健二なしには何も語れない!! ~帯宣伝文より~
とあるように様々な特撮の舞台裏が語られています。是非皆さんも読んでみてください!!
佐原さん、西條さん、桜井さん 今日は本当にありがとう御座いました。
短い時間でしたが、大好きな特撮のヒーロー・ヒロインにお会いすることが出来、 また幸せな気分に浸ることが出来ました。これからもお元気で頑張ってください!!
そうだ!西條さんがこんな素敵なことを仰っていたのを忘れるところでした。
『このDVDをみて小さかった頃を思い出し、そしてその無邪気で楽しかった頃に立ち返ればきっと何か見えてくるよ!!そうすればまた一歩先に進めるんじゃないかな?!そんな風にまた見てくれれば嬉しいな♪オレはそう思うよッ!!』
<編集後記☆>
ウルトラQはモノクロ作品であり、私の生まれる前に誕生した作品です。そんな過去の作品をDVDという現在最高の記録媒体で見られることも幸せなことですが、それ以上に作品の主役3人に直接お会いして触れ合うことが出来たことは本当にラッキーなことだったとつくづく思いながら再編集をしていた次第でありました♪。