2011年 12月 21日
ウルトラセブンを愛した市川森一さん、逝く。。。
享年70歳。
日本人男性の平均寿命が79.64歳らしいから早すぎますよね・・・。
お通夜の会場では市川さんの代表作「黄金の日日」「ウルトラセブン」「傷だらけの天使」
などのテーマ曲が流れていたそうです。
「ウルトラセブン」を代表作と云って憚らなかった市川さん。
一度直接お目にかかっていろいろお話を伺ってみたかったです。。。。
昨日の通夜にはアンヌことゆり子さんも参列されたようで、
700人近い方々が参列されている中、わざわざ市川さんの妹さんから
「アンヌさんがいらしてくれて兄も喜んでいますよ・・」
と直接お言葉を頂いた、とのツイッターでの呟きを拝見しましたが、
我々がアンヌことゆり子さんに淡い恋心を抱いたのと同じように
きっと市川さんにとってもゆり子さんは“永遠のヒロイン”だったんでしょうね。。。。。。
ゆり子さんのブログにも追悼記事が上がっていますが、
私も最初にして最後に生で市川さんをお見かけしたのは06年のウルフェスのイベントでした。
その時の日記を読み返しながら、柔和な笑顔の市川さんのお顔を思い浮かべていました。
先日NHKで放映されたドラマ「蝶々さん」
市川さんが書かれた小説を自ら脚本化しご自身が手掛けた最後のドラマとなりました。
歳のせいか随分うるうるさせて頂きましたが、市川さんが長崎の諫早出身だったということを
恥ずかしながらつい最近知りました。
私の母親が戦中、親戚を頼って諫早に疎開し高校卒業まで諫早に住んでいたので
もう随分前になりますが諫早にも遊びに行ったことがありましたし
亡くなってから云うのも変な話ですが、市川さんに対して急に親近感が湧きました。
また私の記憶が間違っていなければ、母親も市川さんと同じ諫早高校出身だったはずなので
歳は母親の方が3つ上だから当然面識などあるわけもないけど、知らない所で
遠い縁があったんだと思うと生前にお目にかかれなかったことは本当に残念です。。。。
謹んでご冥福をお祈りいたします
2011年 12月 14日
仮面ライダーをつくった男たち 1971・2011 ~ 追悼 内田有作さん
三日間に渡り、歴代の昭和ライダーとその共演者、スタッフ等の関係者をお招きして
劇場版作品の上演会とトークショーが行われました。
私はこの目で見ることは叶いませんでしたが最終日には村上弘明氏を除くすべてのライダー
藤岡弘、、佐々木剛、宮内洋、速水亮、岡崎徹、荒木茂、菅田 俊、高杉 俊介、倉田てつを
の各氏が同じ壇上に登壇するという空前絶後なことがありました♪
そんな三日間のイベントの詳細なレポを盛り込んで2007年に刊行された
「仮面ライダーをつくった男たち」を復刊して「~1971・2011」と装いも
新たに先月末にこの本が発売されました!!
イベント初日、実行委員長で当時の生田スタジオ所長だった内田有作氏が
驚いたことに車椅子で会場に来ていた我々ファンにあいさつをして下さいました。
イベント直前に大病をされ大手術の末、一命を取り留め特別に外出許可を貰って
会場に駆けつけたとの事でした。。。。
その時の内田さんは以前にお逢いした時とは見違えるほどやつれてはいらっしゃいましたが
大病の直後にも拘わらず生気が漲ぎり会場の大きな拍手に拳を掲げて応えてくれました!
ですから、きっとまた元気になられて“伝説の男”が復活すると信じて疑いませんでした。。。。
届いた本を読みながら「内田所長元気になられたかな?また熱いお話を伺いたいなぁ~」
って思ったばかりなのに突然の訃報・・・・。
本当に残念です。。。。。。。。
たった一度の出逢いでしたが、とても熱い方で
「仮面ライダーが好きか?じゃぁお前も仲間だッ!!」
まるでそんな感じで、その日イベントで初めてお逢いしたにも拘らず終電近くまで
ご一緒し、一期一会でしたが、本当に濃密な時を過ごさせて頂きました。
現在、当時のプロデューサーだった平山亨氏も闘病中でいらっしゃいますが
一日も早いご回復を願うばかりです・・・。
内田さん、本当に素敵な想い出を有難うございました!!
心よりご冥福をお祈りいたします